公庫共通仕様書に次ぐ良書
私は建築契約書にこの本の記述を遵守するよう明記させました。 自宅を改築するにあたり、近所の住宅造成エリアで何十棟もの注文住宅 をこの本の記載事項と公庫共通仕様書の記載事項に照らし合わしながら 現場見学を繰り返しました。現場で起こっていることと、この本が指摘 していることがどれだけ参考になったかわかりません。私にとってはバイブルのひとつです。これから木造住宅を検討されるかたは是非この本を 読んで頂き、現場で起こっていることを確認してみて下さい。少なくとも この知識を得た読者にはいいかげんな業者はよりつかなくなるはずです。
これから住宅を建てる方必読
住宅を建てるときに、高価な買い物にもかかわらず、大工さん任せや工務店桟任せ、メーカーハウスさんに任せてしまってる部分は多いのではないでしょうか?この本は、写真と説明文、いい例悪い例を丁寧に並べて記載してあります。建築のことなどわからないという方にも、親切丁寧にわかりやすく書いてありますので、是非これから住宅を建てる方にお勧めします。 見えない部分にこそ、お金がかかってもやらなければいけないことも書いてあります。建築主の方の考え方も問われる一冊です。 安全な建物を建てるのは施工店の義務でもありますが、施工者側からの施工に対する疑問にも答えをくれるとおもいます。建築主の方、施工店の方、みなさんに読んでいただきたいです。
施主の隠れた味方
住宅と言えども建築関係の本は非常に難解で解りにくく、素人である施主にとっては何を書いているのか解りにくいものです。本書は欠陥の無い家を安心して建てたい、そのためにも現場に立ち会い、自分の目で確認したい、しかし知識が無いという方にとって、実際の写真を使っての解説があり非常に有益な武器になるとおもいます。家を建てられる方は事前にこの本を読み、建てる前に実際の現場を見られたら、この本の有益さが更に実感できるとおもいます。
井上書院
品質を守る木造住宅の計画と設計 (住宅現場公開講座) 品質を守る設計図の見方・つくり方―住宅現場・公開講座 実用図解 木造住宅工事チェック・ハンドブック
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