活用のしやすさと表現に多少の難点あり
巻末の重版の数字を見ると、多くの人に読まれているみたいですが、一読した感想を述べますと、活用のしやすさと表現の選び方に多少の難点があるように思われます。まず目次では、「ガミガミ編」、「ムカッ編」など、感情で章分けされているのですが、肝心の各表現が載っておらず、例えば「ガミガミ編」はNo.001からNo.014までというように、各章のページ数を記載しているにとどまっています。 一方、巻末の索引はどうなっているのかというと、ここでは目次とは異なり、表現したい元の日本語表現をキーにして五十音で分類しています。 しかし、これだと実際の活用で困難が生じることがあります。 例えば、「信じられない!」に対応する英語表現を探したい場合、本書の索引には「えー、信じられなーい!」という表現があるのですが、これを五十音の「し」から「信じられない!」で引こうとしても、探し出せません(「え」から探さなければならない)。 また、索引の参照番号がページ数ではなく文例の追番であるために、多少引きにくくなっています。 次に文例の選び方についてですが、あまりにも感情的な表現を前面に押し出しすぎているので、もっと他にオーソドックスな表現があるのではないかと思えてくる箇所が少なからず見受けられます。 また、「ガミガミ編」、「ムカッ編」など、相手を非難したり抗議するための表現がやたら多く、お礼や謝罪の表現がほとんど載っていないのも表現集として不足しているように思われます。 類書を読んだことがないので、他の本と比較しての評価はしていませんし、そもそもこのような表現集は例文の取捨選択や目次、索引の作り方などが他の本と比較して難しいことは分かります。ただ、もう少し活用する人の側に立って作って頂きたいと思います。
これはいい!
英会話能力のない私でも、身近に表現できそうな 文章がたくさんあり、かといってスラングでもなく 会話の選択のセンスがとても良く、文書構成も気に入りました。 図書館で見て、飛びついてしまいました。 アルバイトさんにも見せたら好評でした。 あ、言いたいことが載ってますねーって ぱらぱら見ていられるのがいいです。 是非、続編を待ちたい! もう、ご本人にお願いしたいぐらいです。 でないかなぁ。。。
朝日出版社
どうしてもこれを英語で言いたかった!―気持ちをズバリ表現する決まり文句300 Part3 (EEセレクション) もっとこれを英語で言いたかった!―気持ちをズバリ表現する決まり文句300〈PART2〉 (EEセレクション)
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