まさに入門書。小さくて通勤読書にGood 不動産の定義、不動産取引の仕組みや税金、契約手順、登記の重要性、不動産価格の決まり方、不動産担保、不動産の証券化。
不動産に関する知識の基礎を効率よく学習できる。文字も大きく読みやすい。
不動産に興味が湧きました 不動産についてはちんぷんかんぷんだったのですが、読んでみていろいろわかりました。タイトル通りちょっとかじりたい向きには最適だと思います。小型なのも便利。
記述が古い 奥付には「2002年3月 3版」となっていますが、1989年の初版から残っていると思われる記述が散見されます。 冒頭では 不動産という言葉は、明治の初め頃(略)私たちには「土地建物」という言い方になじみがありますが、「不動産」という言い方も「不動産屋さん」(略)などあまり抵抗感はなくなりました。 とありますが、一体これはいつの話なのでしょうか。 ベーシックという割には、登記簿のサンプルを載せるなど実用的な内容も目指しているようで、体系的に土地取引などの概念を俯瞰するには不向きです。
利用してこそ 売買・賃貸借契約や登記などといった基本的な知識から、最近の不動産をめぐる状況までを易しく解説してくれている。不動産業に携わる人以外に不動産を手に入れるという場面に出くわすことはそうそうないことである。加えてバブルの崩壊を経験したことにより不動産・不動産投資から足が遠のいてしまった人や企業は多いだろう。ところが最近、外資系企業を始めとして証券化による不動産の流動化などによりマーケットと不動産の新しい関係がクローズアップされている。収益還元法を取り入れた鑑定評価など、「所有」から「利用」へと考え方が大きく変化した不動産に再注目。
|