心の和む殺人事件、って不謹慎?
こういう作品って最近少ないですね。 主人公の身近なところで起きる、地味な殺人事件。 それを解決するのは、その事件に偶然かかわってしまった素人探偵。 殺人の動機もちょっとした怨恨が主で、社会的な背景や、性的トラブルや、組織犯罪の影なんか一切ない。心の和む殺人事件、なんて言うと叱られるんだけど、なんだか最近めっきり減った癒し系推理小説なんだなぁ。 アガサ・クリスティーなどがお好きな方にもお勧めします。 紅茶の似合う午後のひと時、肩のこらない推理小説をどうぞ。
出版芸術社
仁木兄妹の探偵簿―雄太郎・悦子の全事件〈2〉妹の巻 仁木兄妹長篇全集―雄太郎・悦子の全事件〈2〉冬・春の巻 仁木兄妹長篇全集―雄太郎・悦子の全事件〈1〉夏・秋の巻 子供たちの探偵簿〈1〉朝の巻 仁木悦子 名探偵コレクション―吉村記者の全事件〈1〉線の巻
|