ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)



ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)

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参考価格:¥ 730 (消費税込)


星野ジャパンの敗因について
この本を読むと、なぜ「星野ジャパン」が惨敗を喫したか、よく分かる。他人のために
個人が頑張ると言う事は、やはり限界がある。

脳がもつ欲求とその欲求がもたらす弱点がわかります
経営者、チームリーダー必読の本。

脳には「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という欲求が備わっていることと、その欲求を満たすための行動として「統一・一貫性を好む」「自己保存が働く」ことを、筆者は経験や事例を用いて丁寧に説明している。そして、筆者はこの「統一・一貫性を好む」「自己保存が働く」こそが、誤った組織行動につながったり、個人の能力発揮を妨げたりすると解説し、それを対処するための具体的な方法を紹介している。

人の行動原理が脳の仕組みや特性(別の言い方をすればヒトの本能)と関係づけられて説明されているので、説得力があってわかりやすい。

北島康介に「勝負脳」を伝授した・・・に興味を持って
救急救命センターの脳神経外科医として、世界屈指の医療チームを作り上げた林成之氏のリーダー論には感動を覚える。「瞳孔が開き、呼吸が止まった患者さんを社会復帰させる」というケタ違いのチーム目標を掲げるなかで、画期的な「脳低温療法」にたどりついたというくだりは圧巻だ。これからの時代に求められるリーダー像だと思った。

救急現場発のリーダー論
個人的には、林先生の前書「勝負脳の鍛え方」よりも本書のほうが訴えかけるものがありました。論文や研究結果からの脳科学理論もあるのですが、林先生が自ら陣頭に立って発揮した、救急現場におけるリーダーシップの逸話が印象に残りました。

「人を育てビジネスを成功に導く人や素晴らしい組織を作り上げる人、スポーツであれば、優秀な選手を育て、高い確率で勝利に導く人になるためには、少なくとも人間の行動や気持ちを司る脳の仕組み、あるいは知能や才能を発揮する脳の仕組みを科学的に知っていなければ、その力を充分に発揮することはできないのです」

全員が脳研究家になる必要はありませんが、有益な知識はふんだんに書かれていると思います。

リーダーにはお勧め
「勝負脳」とは、人間の脳力を最高に発揮する知能。知能は鍛えることができます。

そのトレーニングメニュー
1)自分に勝つ力
2)理解する力
3)指導者としてのカリスマ性
4)独創的思考能力
5)人間力
6)過去の体験や訓練を活かす力

1)自分に勝つ力
1、自分のチームの弱点を明確にして期限つきで対策を立てる
2、つねに自分の限界に挑戦する
人間の脳は「自己保存」の本能が働くためどうしても楽な方を選びます。このため少しでも楽な方法、あるいは失敗しない方法を知ろうと、最初は様子を見ながら行動してしまします。すると、その間は自分の脳をフル回転させていないので、相手に最初から全力で勝負をしかけられると負けてしまいます。
3、目的と目標をつねに正しく区別して作業する
4、目的のためには自分の立場を捨てることができる
5、決断・実行を早くする
決断実行を早くしないと物事は前に進みません。そのために普段から物事を正確に見る目を鍛えておく必要があります。イメージで物事をつかんだり、アバウトに把握するクセのある人は正確さに欠ける傾向になります

2)理解する力を強める

1、二つ以上の情報を重ねて理解する
学校などの授業で習ったことえをすぐに忘れてしますのは、聞くなどして情報を一つの方法でしたインプットしないから。覚えることを声を出して見る、ノートに書きながら声に出すのも効果的
2、理解した内容を四日後に再度確認する
3、人の話を感動して聴く
感動して聞いた話しは記憶に深くとどまる

4、空間認知脳を鍛える
この能力を鍛えると、四、五人の話が同時に聞ける。全体を掌握することができる。
これを鍛えるには
・文字をきちんと書く
・絵を描く
・姿勢を意識する
・スポーツをする
5、脳の「統一・一貫性」のデメリットを理解する



今回の書籍は、脳の働き関すること。
この手の書籍は、茂木さんの登場以来一つのブームになっている。
脳の仕組みは殆ど解明されていない為、中には眉唾的なものを数多くある。

しかし本書は、オリンピックチームを勝利に導いたという実績にも裏付けされて、なかなか説得力の有る内容になっている、加えて

・正確な字を書く
・正しい姿勢で歩く
・否定語を使わない
・四日後に企画を見直す
・男性と女性の役割を明確にする

などなど、すぐにでも実践できる内容が多く大変取り組み易い。私も実は文字はほとんどミミズがはったような字を書き、特に問題視はしていなかったが、やはり、字が不正確=確認が甘いという内容には少々耳が痛い思いがして、さっそく実践に移した。
やってみて早く結果の出る内容が多いように思う。
経営者やチームリーダーには必見の書である。




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