人は何で生きるか (トルストイの散歩道)



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人は何で生きるか (トルストイの散歩道)
人は何で生きるか (トルストイの散歩道)

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はじめてのトルストイ

アンナ・カレーリーナは途中までしか読んでいなかったので、はじめて読了したトルストイ作品だった。実は私は体調が悪く、難しい本を読むのは避けていた。これなら読みやすいだろうと思って、
手に取った。実際読みやすかった。

それにしても、内容が良かった。愛という言葉が重要なキーワードとして出てくる。
今までの自分は荒んでいた。愛なんてすっかり忘れていた。なかなかすぐには難しいが、
隣人に愛を持って報いていきたいと思う。そしてそれをすぐに忘れないように、継続をすぐ
止めないようにしたいと思う。

そういう点では、この本は文字数は少ないが、非常に内容の濃い本だ。
読んでよかった。
初めてのトルストイ

「トルストイの散歩道」と称されたシリーズから私のトルストイ探索が始まった。それぞれが100ページ足らずで、字も大きく振り仮名も振ってあったりする。子供でも読めるような内容で大人でも気軽に読める。これは本当にお勧め。

『人は何で生きるか』、『人にはたくさんの土地がいるか』、『愛あるところに神あり』、『二老人』、『イワンの馬鹿』、という五冊がシリーズで、それぞれロシアの民話に由来して、人生で重要なのはなにであるかを考えさせるような内容である。子供に読ませたい本だ。

このシリーズの中で、トルストイは教えてくれた。

「神様はよそに居るのではない。自分の心のうちに神様が宿っているのを見出すのだ。神様がするであろう行動を、私たちがすることによって。」この精神はすべての宗教にも共通する。これが本当の宗教だと思うのです。

訳者の北御門二郎は、トルストイの「人は何で生きるか」という本に出会って、東大英文科を中退し、徴兵を拒否し、農耕生活を始め自給自足の生活を始めた人である。本のあとがきに訳者の娘さんが書いた解説があって、その解説もまた素晴らしい。ぜひ一読してほしいものです。





あすなろ書房
愛あるところに神あり (トルストイの散歩道)
人にはたくさんの土地がいるか (トルストイの散歩道)
二老人 (トルストイの散歩道)
イワンの馬鹿 (トルストイの散歩道)
文読む月日 (中) (ちくま書房)