洗面器でヤギごはん 世界9万5000km 自転車ひとり旅III



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洗面器でヤギごはん 世界9万5000km 自転車ひとり旅III
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食に的を絞った本

同著の『いちばん危険なトイレといちばんの星空』と同じく、ダラダラと旅の話を書くのではなくて、テーマを絞った作品。

世界の食について述べたものであるが、もうちょっと深く掘り下げて書いて欲しかったと思う。
試してみた食べ物について個人的な感想が書かれているのだが、その時々の感動がかかれているだけで飽きてしまい途中から流し読みで飛ばし飛ばし読んでいった。
ページ数も少なく文書もう難しくないので、深く考えずに読めるという点では良いが、書かれていることの内容にはあまり参考にはならない。
斜め読みしてしまった

 これまで著者の3冊全てを読んだが、トーンダウンの感は否めない。 
 珍しい食の話は、それなりに面白かったし、旅のエピソードも自分の旅と合わさって郷愁にふけらせられたが、それは3冊目として読んだからこそのものである面もあろう。
 同行チャリダーや、土地土地で出会った人たちを覚えているからこそ「あ?彼(彼女)らか」と思いいれを持つのであり、1冊目に本書を選んでしまっては、その楽しみもかなり削られるであろうと思う。
 4匹目のドジョウ狙いのオーストラリア編で、どれだけ著者が楽しませてくれるか期待している。
食は旅の原点だ

こういった本が出てくるのを長年待ち続けていた。
そして、ようやく出会えた。
飛行機に乗って拠点から拠点を渡り歩く海外旅行とは違って、7年半という超膨大な時間を費やして自転車に乗って世界一周という線を結びつける旅には恐れ入ったものだ。
1作目「行かずに死ねるか!」、2作目「いちばん危険なトイレといちばんの星空」と著者の本に出会って、いずれもすごく感動したものだが、3作目である本書は、その内容が一層充実していることはもちろんのこと、文章表現に磨きがかかっており味わい深いものとなっている。
食べたことを介してこういうことがあったというワンシーンを描写して文章が始まっているのは、旅の記憶を辿っているようでおもしろい。
旅をしていて、景色や異国の情緒に触れ合うものであるが、なんといっても食べることはかかせず、現地の人たちと同じものを同じようにして食べることで、共有し共感し、はじめて熱く肌で感じるものがあるというものだ。
このことは現地の人のこころを垣間見ることができ、食べたものの印象深さから、その時の情景をこころに刻み付けている。
どんな食べ物であろうとも現地と一体となり同化することから始まるのだ。
それがまさしく旅の原点であろう。
次作はいつかな?

書店でなにげなく手に取った平積み。
表紙の絵とその一種変わった題名に惹かれ、中を見る。
アラスカの食料品屋のぐにゃぐにゃのニンジンとタマネギ、アメリカの家庭で
ごちそうになった謎のスープ、このへんでこの本にハマッてしまった。
手品のように次々と並べられる冒険、未知との遭遇への期待と不安を満載したストーリー。
どれをとっても楽しめるがやはり圧巻は「アフリカ編」だ。
「コロコロコロ……」ヤギに声をかけ、水をやろうとするおじさん。
一見、猫にむかって「にゃ?お」と呼びかけ、煮干をやるのと同じだ。
が、その結末は?! その意外性に絶倒……。
こんなにスゴイ本を書いてしまって、次作はどうするんだ?
(おばはん、余計なお世話や!) 
と??っても 楽しかったです♪

1作目で感動し 2作目で感心し 待ちに待った3作目・・・純粋に楽しかったです♪♪♪

「食」を通して「人間」と関わっていく過程?心情が素晴らしい表現で 何回もうなりながら読みました。作者の体験が 自分も体験し 味わえるように書かれているのが 特に楽しかったです。おいしい部分&まずい部分があって 私は特にまずい部分で大笑いしました。

作者の文才に脱帽です♪



実業之日本社
いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫 (い-30-1))
やった。―4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男
やった。―4年3ヶ月の有給休暇で「自転車世界一周」をした男 (幻冬舎文庫)